囲碁史上初の七冠(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を達成した棋士・井山裕太。
 彼の強さは、「安全は、最善の策ではない」という勝負哲学のもと、危険をかえりみず積極的に未知の局面に踏み込んでいくところにあります。その哲学を支えるのは、苦い経験から得た気づきです。19歳のとき、初めて挑戦した名人位で、どこに打っても自分の手が悪いような錯覚にとらわれて負けてしまったことから、「どんな状況でも自分を信じ抜く」というゆるぎのない境地に至ったのです。
 また、忙しい日々でも必ず顔をだす研究会には、小学生も参加しており、「大人になるといろいろ考えてしまってなかなかできないことも、思い切りよく小さい子は打ってくる」とも語っています。

 囲碁だけでなく、日々の生活においても考えさせられる内容で、囲碁好きの方以外にもおすすめできるDVDとなっています。

 

囲碁棋士 井山裕太の仕事 盤上の宇宙、独創の一手 』(プロフェッショナル 仕事の流儀 95)
発行・販売元 NHKエンタープライズ

(請求記号 DV366//95 資料番号 1500088396)