3月になると桜が美しく咲き、多くの人が哲学の道を訪れます。この哲学の道を今から100年ほど前に、京都大学に赴任した西田幾多郎も歩いていました。日本人の哲学を誕生させたともいわれる西田幾多郎は、明治3年(1870)、現在の石川県かほく市に生まれました。若い頃、哲学の魅力にひかれて以来、西田の人生は幾多の苦難を迎えました。「哲学の動機は『驚き』ではなくして深い人生の悲哀でなければならない」とは、彼が自身の人生から引き出した言葉です。西田自身の多くの別れに見舞われた人生の悲哀が、今なお多くの人の心を引き付けてやまない西田哲学を生み出したと言えるでしょう。
  生前、西田が読んでいた本を調べてみると、彼の造詣の深さは哲学に留まらないことが分かります。今回は、人間・西田幾多郎を知ることができる資料を当館の蔵書から集めてみました。                                        

                                      nishida

★西田幾多郎を知る★

哲学の道(京都観光Navi)https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=3000069 

    京都府立図書館から徒歩約25分。南禅寺、永観堂禅林寺を過ぎ若王子神社から銀閣寺まで続く1.8㎞の散策道路。
    疏水
分線沿いのこの道には、大正11年以降橋本関雪夫人によって植えられた桜と、大豊神社、霊鑑寺、安楽寺、法然院等の古刹、白沙村荘がある。
    昭和47年に散策道として整備され、昭和61年、日本の道100選に選ばれる。さらに進むと樹木の静かな道(北白川疏水道歩行者専用道路)が続き、
              ヴォーリズ建築の駒井家住宅もある。

西田幾多郎記念哲学館 http://www.nishidatetsugakukan.org/column1.html

    京都の西田邸より移築された書斎「骨清窟」(こつせいくつ)がそのままの形で保存されている。

鈴木大拙館 http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

石川近代文学館 http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/info/novelist.html

京都学派アーカイブ http://www.kyoto-gakuha.info/gakuha.html 


期間:平成29年3月3日 金曜日~ 4月1日 土曜日
場所:京都府立図書館 地下1階閲覧室 エレベーター前